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ひまつぶしのーと

ヒマつぶしに書いてます

アビィがいろいろうらやましい

まだ『アビィ・リーの日記』を読んでるけど(途中でちがうの読んだりしてたからねー)、なんかすごいたのしそうなとこに行った話があった。
「スパ」って言われてるとこで、公衆浴場みたいなのとプールがあって、そこが乱交場になってるの。
ゲイの人から、ゲイオンリーのハッテン場になってるサウナの話を教えてもらったことあるけど、それのヘテロ版?


海外だとこういう場所が合法であるのかわかんないけど、日本はダメだよね。
ハプニングバーとかも本番えっちしたら摘発された、みたいなニュース見た気がする。

なぜ、他人と一緒になって乱交したら、法律的にダメなの?
その場所が、そのえっちに参加しない人たちから見えない隔離された部屋なら自由じゃん、っておもうけど。

 

出会いサイトみたいになってるネットの場所を見てると、複数えっちの募集みたいなのも見る。
でも、ネットで会った人と乱交なんてするのはこわくてムリ。
じぶん以外に「知らない他人が複数」いたら、そこでなにされるかわかんないから。
一対一のえっちだって、見知らぬ人とこういう場所で約束して会うのはこわくてムリ。

だけど、アビィが行ったような乱交場に知り合いと行く、っていうのなら、なんとなくたのしめそうな気がする。

 

いぜん、そういうナゾの場所に連れていかれた経験はある。
マンションの一室みたいな部屋で、入ると黒服のボーイさんが入り口で飲み物のオーダーを聞いて、中に案内してくれる。
中は真っ暗。
小さいライトが何か所かにある程度で、そこにいる人影とかソファとか辛うじて見えるぐらいの暗さ。

わたしをそこに連れてった人はそこを知ってるみたいで、部屋のひとつのソファに座ったから、わたしもその隣に座った。
周囲にカップルが座ってて、「こんな暗いとこでなにするのかなー、バーなのかなー」って、わたしはぜんぜん状況がわかってなかった。

そしたら、周りのカップルがえっちをはじめたからびっくり。
そういうとこなんだ、ってやっとわかったわたしは、そこから逃げ出した。

 

いまおもうと、そこにいればよかったのにー、ってもったいなかった気がするけど。
(そういう場所が合法なのかもわかんないけどね)

まだそのころは、えっちにすごい関心があっても、世の中のえっちの仕組みがわかってなかった。

 

タイトルとかぜんぜん覚えてないけど、まえに読んだ本で、お金持ちたちの秘密組織、みたいな場面が出てきた。
お金持ちたちが高級マンションの一室で、人気の芸能人(アイドルとか)にセックスショーをさせるの。


そんなショーをやるような芸能人じゃなくて、清純派みたいなアイドルとかね。
ムリヤリやらせるわけでもなくて、お金の力でそうさせた、みたいな設定だったとおもう。


わたしはそのシーンを読んで、こんなのどこがおもしろいのかわかんなかった。
セックスショーって、見てたのしいの?
見られる側になる、っていうのならわかるけど。


ぜったいそんなことしそうもないアイドルを、じぶんの経済力でそんなことさせれたとしても。
それはただAV見てるのとかわらない気がする。

それなら、好きなアイドルを愛人にして、じぶんだけの世界に囲ったほうが、えっち的なたのしさがあるとおもうけど。
ショーを「やらせる」ってことは、そこで既に相手の人格なんて認めてなくて、ただのじぶんの性欲の道具のひとつにしかとらえてない気がする。

モノのように扱える女が、どんなに人気芸能人だとしても、モノとして扱った時点で、「モノ」に欲情してもつまんないじゃん。

って、わたしはおもうから、そういう秘密のセックスショーを娯楽にする感覚に共感がなかった。

 

乱交場がたのしそうなのは、他人のえっちを見る、ことじゃなくて、えっちのモブの一部に自分が溶け込んでしまうような感覚があるからかなー、なんてかんがえる。

だれかの人格を奪う行為より、じぶんの人格を見失うような感覚、のほうが、わたしはゾクゾクする。

 

アビィのうらやましいとこは、こういうえっちの遊びに誘ってくれる友だちがいること。
えっちの相手を紹介してくれたり。

セフレがいても、わたしを「未知のえっちの世界」にいざなってくれるような人はいない。

だいたいはわたしのほうがえっちに対する好奇心が強すぎて、でも相手はわりとノーマルの範疇で、だから、じぶんの性癖みたいなのをセフレにもぜんぶ出しきれてない。

 

去年、その人のアカウントがあるあいだツイッターで繋がってたゲイの人に、ゲイバーとかゲイショップとか連れてもらった。

女も出入りしてもいいとこ、ね。(ダメなとこもあるんだって)

 

ゲイショップ、って、つまり、アダルトショップなんだけど。
いろんなえっちグッズ売ってて、わたしが見たこともないのがいろいろあって、ものすっごいおもしろかった。

 

バイブもすっごいいろんな種類があったけど、信じれないような巨大なのがあって、これ使える人体ってどんなのー、ってびっくり。

フィストえっちのバイブ(?)もあって、それは手がグーになってる腕の形してるの。

穿いたままえっち出来るデザインの下着とかもあった。

 

こーいうえっちショップにいっしょに行って、いっしょにいろいろ選んで、それでふたりでえっちのときに使う、みたいなことができるセフレがいたらたのしいよねー。

地元にもアダルトショップってあるけど、ものすっごいあやしげな雰囲気ぷんぷんのお店で、あそこに入れる勇気はどこから湧くのー、っておもう。
もっとカジュアルなショップにすればフツーのカップルがはいれるのに。

 

 

ネットでこんなふうにブログにじぶんのえっち観を書くんじゃなく。
アビィみたいに、えっちに関する話をカジュアルにできる「知り合い」がリアルにほしい。

男の人とえっちな話で盛り上がったりすると、だいたいはあとで誘われることになったりしてめんどくさいから(いちいちそんな関係になってると、あとでいろいろめんどくさいことが増えるから)、こういう話は同性としたほうがたのしいよね。

アビィは、えっちな話はしてもえっちはしないって決めてる男友だちとかいて、これもうらやましいけど。

 

わたしはリアルの友だちにあんまりじぶんの話はしてこなかったけど。
さいきん、いろんなことなんでも話せる同性の友だちってひとりはいたほうがいいのかなー、っておもうようになった。

たとえば恋愛のこととかも。
だれにも話せないから、わたしは匿名のブログに書くことばかりにこだわってきたけど。
その相手が、そのブログの所在を知ってるネットの人だったりすると、そこで書くのはじぶんを貶める行為にすぎない、ってイヤってほど実感した。
だからって、その相手に見つからないアカウント作成して、そこで書いたとしても、ネット上に書いてる限りは、「いつかだれかに見つかるかも」って警戒が必要だから、けっきょくは書きたいことは書けない。

そういうのを話せるのが、「なんでも打ち明けれる親友」とかなのかなー、って、いまになって理解するようになった。

 

じぶんのことをだれかにいろいろわかってほしい、っていう欲とはちがう。
たとえば、恋愛とかでものすっごいいろいろ悩んで、じぶんで荒れた気持ちになったとき、それを話して。
「バカだねー。そんな恋愛やめときなよ」
って、軽く言ってくれる友だちがいたら、ブログにだらだら壊れたことを書き続けなくても済む気がする。


「いまは恋愛はお休みして、少し遊んでたらー」
って、セフレになりそうな男を紹介してくれる(もしくはセフレに理解がある)ような友だち。
(アビィにはそんな友だちがいるから)

 

気持ちが荒れてるときにセックスなんてして誤魔化すとじぶんをもっと傷つけるよ、なんて死んでも言わないような人。

たかがセックスにいろいろ重たい意味こめるんじゃないよねー、って感覚を共有できる人。

 

「今、カレシいないの?じゃあ、おもしろいとこ連れてってあげるよ」

って、アビィみたいに未知のえっちの世界に連れてってくれる「えっちはしない男友だち」もほしい。

 

なんかいろいろうらやましい世界の本なんだよねー、アビィの日記って。

 

 

 

アビィ・リーの日記―わたしは困ったラブ・ファンタジスタ (集英社文庫)

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