ひまつぶしのーと

ヒマつぶしに書いてます

ブログを書く場所

このまえ、他社で書いてた日記ブログを閉じた。
理由はふたつ。


ひとつは、スパムがひどすぎること。
使わせてもらってるサービスの悪口は言いたくないけど、商材ブログが大量にあって、それが人のブログにせっせとじぶんのアカウントを残していく行為がひどすぎ。


足跡的なボタンの機能があるけど、それを押すのは記事なんて読んでもいないのがあきらかなスパムブログばかり。
失恋でつらくてもう恋愛なんてしたくない、なんてかんじの内容の記事に、「こうやるとモテた」とか、イヤガラセのような恋愛商材のブログも足跡残していくから、ほんとに自動的にやってるだけなんだなー、っておもう。


それも、おなじユーザーがIDを連番にしていくつもいっぺんに足跡つけてくる。

mika3kan01、mika3kan02、みたいに。
1つの記事の足跡におなじアイコンが並んでるから、なにこれ?って思ったけど、こういうのが放置されてるってことは規約違反でもないのかな。


こういう商材ブログは読者登録もしてくる。
登録するとブログのサイドバーに表示されるから、これが目的なんだとおもうのね。

じぶんのブログを読んでもいないブログばかりが読者になっていくと、ほんと、バカバカしくなる。


せっかく、そこの会社のユーザーと知り合いたいなー、とおもって、足跡機能や読者登録機能を利用するけど、スパムで使いものにならなくなるからけっきょく外す。
でも、そこはいろんな場所でIDの足跡を残したりできるから、あちこちにやられる。


商材ブログはアダルトとおなじようにカテゴリーにまとめて、それ一括して拒否できる機能つけてほしいとおもうけど、こういう商材ブログもそこでは「だいじなユーザー」なのかなー、っておもったから、この被害がイヤならそこをやめるしかないよね。


日記書くとすぐにこういうスパムの足跡がいくつもつきだす。
だから、アクセスだって大半がスパムだとおもう。
純粋な読者の数がぜんぜん読めなくて、カウンターがなんの意味もなさない。
アクセスが増えればランキング上位になる。
そうすると、あたらしく読んでくれる人っていうより、スパムがもっと大量に流れ込んでくる。
ランキングの上位に行くと被害がおおきくなる、ってうれしくないよね。


せっかくの読者登録してくれた普通のユーザーさんも、「相互登録」して、記事更新ごとに足跡つけるのがお約束みたいな空気があるみたい。
わたしはそれを知らなくて、読んでも足跡つけないことがおおかったら、それをやらない人は切らせてもらいます、って言われて読者登録解除されてた。
どっかのコメント強制ルールがあるSNSみたいー。

 

あの日記ブログはわたしはわりと気に入ってたんだけど、スパムにいちいちイライラするのに疲れたから、違う会社のブログをかんがえるようになった。

 

かんがえたら、はてなをいちばんさいしょに使いだしてから、わたしはここでスパムの被害にあったことは一度もないんだよね。
そのあとseesaaに移ったけど、トラックバックとコメントを受け付けない設定にしてたからやっぱりスパムの被害は皆無。
読者登録も、どこにもリンクが表示されるわけじゃないからスパムブログに利用されないし。

 

ツイッターもスパム的なフォローはよく入るけど、気づけばブロックするし、迷惑だけどイライラするほどじゃなかった。
スパムであんなにイライラすると、じぶんのほうがおかしいのかもしれない、って思ったりして、じぶんのブログ書きたいだけなのに、なんでログインするたびにこんないちいちじぶんの寛容性を要求されなくちゃいけなくなるのー、って疲れる。

 

商材ブログをありがたがるユーザーって、どれだけいるんだろ。
そんなところからアクセスもらったり「とてもいいブログですね。また来ます」とか読んでもいないのに定型文コメントされたりして「うれしい」って思うユーザーっているの?

 

ひとり暮らしでウツで働けなくなって、生活費が足りなくてギリギリで暮らしてる、っていう若い女の人のブログ見つけた。
じぶんも似たような境遇だから、その人の日記に興味があった。


でも何個か読んでるうちに、家で出来るビジネスはじめた、って日記風に書かれてて、そのうちその商材ブログだって気づいたときの「いままで読んでた時間返して」感。

 

恋愛がうまくいかなくて、じぶんに自信がもてなくて、ネガティヴな思考でじぶんを追い詰めちゃってる、っていう悩みを普通の日記として書いてる20代の女性のブログも見つけた。


わたしも似たような性格だから、「ネガティヴ思考ってどうにもならないよねー」って共感しながら読んでたけど、ある本を読んでみた、みたいな展開になって、それからそういう自己啓発商材のブログだってわかったときの「いままでの共感返して」感。

わたしが気づくの遅すぎなのかもしれないけどー。

 

あれだけ商材ブログが大量にある、ってことは、それはそれでネットビジネスとしてちゃんとなりたってるからなのかな。
あの商材ユーザーたちは、商材ブログでちゃんと稼げてるの?
だから、次から次へとおなじようなブログが湧いてくるの?


ものすごいいろんな人から嫌われる行為だとおもうけど、それにめげもしないぐらいの稼ぎがあるから、ああいうブログが消えたりしないのかなー、って、なんかフシギ。

 

記事自体はおもしろくて、そこにアフィリエイトが貼ってある、っていうブログなら読者になりたいとおもったり、そこで紹介されてる商品もチェックしてみたりするけど。

記事自体が、商材売るためのつくり話みたいな内容だと、読むことすらムダに思う。

だけど、そういうブログが淘汰されないのはなぜなぜなのー。

 

 

スパムの悪口、たくさん書いた。

 

 

それともうひとつの、日記ブログを閉じた理由は。

 

いろいろと個人的な関係をつくってしまったアカウントで、個人的な感情を書くブログをやるのはいろいろ問題がある、ってことを実感したから。

 

でも、日記そのものは書きたいから、このアカウントと切り離すことにした。

このアカウントで日常的な話を書くなら、だれに読まれてもほんとにぜんぜんかまわない内容に留めておこうとおもう。

 

このアカウントは、リアルと照らし合わせれば匿名性があるけど、インターネット上ではこのアカウントそのものがわたしの人格になるから、ここで人間関係がある程度できれば、リアルと変わりない感覚でネット上では匿名性なんてなくなる。

ネットの人が直接知らないわたしのリアルの話は書けても、ネットでの話はいろいろと書けないものができてくる。

 

ひとつのアカウントを使い続けるって、リアルとおなじ感覚の世界をここにもうひとつつくる、ってことだねー。

 

 

 

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