ひまつぶしのーと

ヒマつぶしに書いてます

ラジオみたいにブログで本語りを

いまは、はてなとアメーバでブログをやっていて、アメーバにはフツーの日記的なものを書いてる。


アメーバの日記は、seesaaの『no title』ブログのときになんとなくはじめた、「記事のおしまいに音楽動画1つ」っていうスタイルでやってる。


ほんとは、ラジオ番組みたいなブログをやりたかった。
その日の天気からはじまって、その日の気になった世間のニュースひとつを取り上げてコメント。
それから、その日読んだ人のブログで好きになった記事の紹介。
それから、じぶんの一日報告(カンタンな日記)。
それから、その日気になったもの、いろいろ。
食べたものとか、気になるグッズとか、仕入れた映画や本の情報とか、その日知った知識とか、買った本とか。
ラジオで音楽が流れるように、記事にMVを貼って。


毎日、そういう記事を続けていけば、じぶんのラジオ局ブログ版、みたいなのつくれるねー、って思った。
だけど、やらなかった理由はふたつ。


ひとつは、人にわざわざ話すほどのものを食べたり買ったりしてないから。
物欲があまりないし、お金はぜんぜんないし、だからわたしは消費的なアンテナ力はものすっごいよわい。
発信できる情報の継続性がない。


もうひとつは、デイリーとかある決めた日時の更新、っていうのができない体質だから。
精神的に波がありすぎて、書きたいきぶんにならないときあるし、書けるときでもものすごいウツウツしたこわれたことしか書けないことおおいし、ピグのクエストがタイヘンなときはヒマさえあれば畑で作物毟ってたり街で住人のおなやみ叩いてるし、ブログを書くっていうのはほんとに気まぐれにしかやれない。


毎日更新、っていうのに、ものすごい憧れる。
それ、やってみたい、っておもうけど、毎日ブログを書く時間を固定してつくるスキルがわたしにはない。
整理できないあたまのせいもあるとおもう。
ピグライフの牧場のブタさんとヤギさんの餌だけは、毎日ちゃんとあげてるけど。
(あげるの忘れたときの罪悪感ってものすっごいんだよね。じぶんだけ食事したらわるいよねー、ってじぶんのゴハン我慢しそうになるぐらい。←ピグバカ)


ぜんぜん関係ない話を差し込むけど。
牧場のブタさんはペドロって名前で、これは、カスティーリャの正義王のペドロ1世からとったの。
正義のブタなのです。
ヤギさんはミランダって名前で、これはプラダを着た悪魔ミランダ、ねー。(ペドロの愛妾のマリアって名前にしよーか迷った)
出来るオンナなのです。


閑話休題。←これ、いっぺん使ってみたかったんだよねー。
ブログでやってみたいこと。
これもラジオ番組だけど、J-WAVEのBOOK BARっていう番組が好き。
さいきんはあまり聞けてないけど、大倉眞一郎さん(id:shinmoe)と、女優の杏さんがそれぞれ一冊の本を持ち寄って、その内容であれこれおしゃべりするの。
その本をぜんぜん読んでなくても、ふたりのおしゃべり聞いてるのがすごいたのしい。

◆公式サイト:81.3 FM J-WAVE : BOOK BAR

 

こんなふうなBOOK BARみたいなブログもいいよね。
一冊読むたびに書く書評スタイルとはちょっとちがって、もっとゆるゆるなおしゃべり感覚で。
複数の人とこういうブログやってもたのしそう。
ある一定期間ごとにおなじ本を読んで、それを次の本の更新のときまで往復書簡みたいにその本の話をしてくの。
ただ、わたしは一冊読むのにものすっごい時間かかる人だから、これも定期的な更新なんてムリそう。


いぜん、叔母さんが某SNSで、さいしょは読んだ本の読書記録をフツーに書いてたんだけど。
仕事がものすごい忙しくてぜんぜん読めなくなった時期に、昔読んだ本についてうろ覚えの記憶で書く、っていうことをはじめてた。
ものすごい感動した、これで人生が変わった、っていう記憶があるのに、いまは内容がぜんぜん思い出せないのに気づいた、とか、そういう発見したりしてて、おもしろそうだった。


そーいう本ブログもおもしろいよね。
うろ覚えの記憶で書くとか、読んでない小説のタイトルだけで感想を書いてみるとか。
(そんなの、ほかの人もとっくにやってるとおもうけど)
読んでない本の感想文はそのうちわたしもやってみようかな。


たとえば、まえから気になって読んでみたいのにまだぜんぜん読む気配のない本。

 

すべてがFになる


◎読んでないのにわかったつもりのあらすじ:
ある街に起こったナゾの連続殺人。
夜更けの街に突然響く悲鳴。その何人かは無傷で助かり、何人かは喉を掻っ切られて惨殺されてる。
助かった者の証言はみな、闇から突然ものすごい素早い飛び蹴りが襲ってきたという点で一致していた。
襲ってきた殺人鬼の正体は?
なぜ、襲われずに済んだ人と惨殺された人といるのか?
捜査にしゃしゃり出て来た高校生探偵が、助かった人たちに襲われたときのことを再現してもらった結果、ある事実が判明した。
彼らの悲鳴はすべて同じ音程だった。
それは「F(ファ)」。
「わかりました。これからは全員、悲鳴はF(ファ)の音程で上げてください。そうすれば殺されることはありません。僕が保証します」
絶対音感の持ち主の高校生探偵は、そう言ってその場を立ち去った。

だが、それを不審がる西の高校生探偵は、闇に地肌の色を溶け込ませ、犯人をつかまえるためにひとりで殺人鬼を待ち伏せした。
「なんやねん(似非関西弁)。あいつ、いつものキメゼリフ言わへん(似非関西弁)。犯人はあの人や、っちゅーのをなんで今回だけ言われへんのや(似非関西弁)」
そのとき、闇の中で何かが動き、地黒の高校生探偵が見たものは……。


◎読んでないのに書く感想:
悲鳴のナゾを解いていくとこはドキドキした。すごいー。
でも、わたしもなんかヘンだと思ったんだよねー。いつものキメゼリフ言わないとこ、わたしでもなんとなくひっかかった。
これで犯人がだれか読めちゃった人、いると思うよねー。
だけど音痴ってこわいねー。
音痴は人に殺意を抱かせるほどイライラさせる。
いつもおなじFの音を外す人。でもそれが好きな人だったら、その人には殺意なんて向けれない。
そんな愛が殺意の方向を歪めた哀しい物語。

(ここからネタバレあり)

いつもじぶんが好きな人の名前を呼ぶときの声はF。

好きな人からもユニゾンで名前を呼ばれたい。

すべてはそこから、この愛憎劇がはじまるんだよね。
わたし、ラストはちょっと泣いた。

もし名前を呼ぶ声の音階がいつもおなじじゃなかったら……。

音痴で外す音がDマイナーとかだったら……。
犯人にも絶対音感なんてなかったら……。

いつしか「F」を外した声に言いようのないかなしい憎悪を抱くようになった犯人のせつない愛情とは……。

すべての悲劇は「F」なんだよね。

これからFの音聞くとき、胸がきゅんと痛くなりそう。

 

※ほんとの森博嗣さんの小説とは関係ない想像のあらすじと感想です。
タイトルだけ想像のネタにお借りしました。
あと某マンガの設定も想像にいろいろとお借りしました。
関西弁もぜんぜんわかんないのでデタラメでごめんなさい。。。

 

 

すべてがFになる (講談社文庫)

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